日渡早紀「ボクを包む月の光」15巻(完)感想(ネタバレあり)



ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 15 (花とゆめCOMICS)
白泉社
2015-03-20
日渡早紀

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編- 15 (花とゆめCOMICS) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



さてさて、そろそろ凝り性な部分が出てきて、ようやく刊行ペースに感想が追い付いてまいりました。
と、いうわけで、感想です。

いや~、この”いれぎゅらーばうんど”になってから、やたら紫苑と輪の回想と救済に重きが置かれていくのを見るにつけ、イヤな予感はしてたわけですよ。
「ぼく地球」の月回想シーンを彷彿とさせる回想シーンのオンパレードになるにつけ、おいおいこの物語の主人公は小林蓮ぢゃないんかい・・・、とツッコんでいたわけですが、ここにきて日渡さん、輪を含めた全員を救うためのキーパーソンを蓮ということにし、そういう能力を持っていた訳は○○○○の転生した姿であったから、という大オチをつけ、ついでに今までの蓮の能力の謎にも一応の説明をつけました。

いやー、やっぱりこの人、論理的だわ。

「ぼく地球」の回想シーンなんて、回想シーンの中に回想シーンが入ってきたりして、現実に戻る日が本当に来るのかいとイライラしながら読んでたわけですが、辛抱のかいあって、最後にはきちんと話が本筋に戻って納得の結末をむかえたのでした。
いや、当初のプロット通りの結末を迎える長編作品は人気が出るとどこまでも連載させられる事が多いマンガ作品では、実はあまり数が多くないのではないかと思うわけですよ。
その最たる例の一つが、連載2回目にして方向性が90°変わってしまい、それが大ヒットにつながった(笑) 「エロイカより愛をこめて」だと思うんですけどね。

もちろん論理的に整合の取れているつまらない作品よりは、破綻してても面白い作品を読みたいのは当然ですが、時にこういう作品や氷室冴子さん原作モノなどを安心して楽しみたいと思うわけですよ。

何故かちょっとクヤシイけれど、キチンと着地してアッパレ、という感じでしょうか。

個人的には、この話のスタート地点であった未来路のEPIA足抜けネタが、単なる前フリだったのだけがちょっと不満ですが、ま、よしとしましょう。

ちなみにこの後、このシリーズは「ぼくは地球と歌う」と名を変えて続くみたいですが、今後ももう少しお付き合いしてみたいと思います。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック