冨樫義博「HUNTER×HUNTER」31巻 感想(ネタバレあり)



HUNTER×HUNTER 31 (ジャンプコミックス)
集英社
2012-12-04
冨樫 義博

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「ヒカルの碁」の連載も終了して(って、いったいいつの話なんだか(笑))、少年ジャンプ連載で唯一買い続けているマンガがこれです。

これも連載当初は「テニスの王子様」と単行本の刊行ペースがほぼ同じだったというのに、今までかかってやっと31巻(遠い目)。
手抜きの絵で連載 - 休載 - 休載 - 加筆修正して単行本刊行 - 休載 - 休載 - 連載再開 とでも言いたくなるような刊行ペースで、それでも熱心な読者たちが辛抱強く新刊を待っているというこの作品は、ある意味ジャンプ版「ガラスの仮面」と言えるかもしれません。

さて内容ですが、これも以前からしつこく言っているように、ジャンプの立ち読み対策が厳しさを増しているため、途切れ途切れしか読んでいなかったので、ずーーっと会長選挙の話だと思っていたのですが、実はゴンを助けるためのキルアの奮闘というもう1本のストーリーも同時進行していたのですね。

しかも、それぞれの人物がそれぞれの立場からそれぞれの思惑を持って動いている状態を、緊張感を保って描いているというのはなかなかすごい事だと思うのですよ。
マンガというジャンルであまりこういう作品はないと思うのですが、でも考えてみれば、現実世界では生きている人々全員がそれぞれの思惑でそれぞれ行動し、それがお互いに影響し合い、合わさって今の世界ができているわけなのに、ともすれば私たちはその事を忘れ、自分とその周辺、テレビなどのメディアで説明してくれるいくつかの思惑や意志だけで世界が成り立っていると思いがちな気がします。

そんな私たちに、そうじゃないんだという事をエンターテインメントとして楽しませながら気づかせてくれる作品なんだなという事を今回特に思いました。
だから次巻で描かれる選挙戦の結果は、実はもう知っていますが、だからって面白さが半減するわけじゃない。
今はまだ選挙戦上位の一人にしかすぎないレオリオが、どうやってパリストンと一騎打ちの位置まで上り詰めるのか、そこはまだまだ興味深いですし、ましてキルアがアルカの能力を使ってゴンを救えるのかどうかは、結果すら知らないので、ますますハラハラドキドキものです。

ただ次巻までまた何ヶ月も引っ張られるのはちょっと・・・と思っていたら、書店に嬉しいお知らせが。

HUNTER×HUNTER32巻 12/28発売! ですと。

同一月に2冊刊行とは、これは嬉しいサプライズです。

これってやっぱり、ドラクエ10がコンテンツ不足でする事がなくなってるという世間の評判と関係があるのでしょうか?

もしそうなら、ドラクエ10の大型アップデートが行われる来年秋までの間に、せっせと続きを描きためておきましょうよ、冨樫さん。


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この記事へのコメント

  • まみむめもも

    漫画の趣味合いますね。私もハンターハンター長い目で買い続けてきました。
    伏線引きすぎてジャイロとか、どう回収していくか見物ですけどね。
    冨樫の最高傑作はレベルEだと思っています。
    レベルEは、一般受けしにくい漫画だと思うので、評価されないでしょう。
    ハンターハンターは、冒険物で少年漫画らしいです。
    アニメ化もしてますが、ボマーとの戦いで両手が、無くなったところとか会長の自爆前の顔とか、アニメに適していないとこは、どうするんだろう、って思います。
    2013年01月23日 17:03
  • DAI

    <まみむめもも さん

    コメント頂きありがとうございます。
    実は冨樫作品は「HUNTER×HUNTER」しか読んでないんですよ。
    そんな私でも刊行を待ちわびさせる出来なのですから、う~ん、冨樫、恐るべし。

    諸般の事情で更新が滞りがちですが、なるべく早くに32巻の感想も書きたいと思います。
    2013年01月24日 20:11

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